機械制御、計測(F/A)、業務(O/A)Windowsアプリケーションの作成とシステム構築
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アプリケーションプログラムを作る上で最も気を使うのはエラー処理。
特に人が操作する部分ですね。
ヒューマンエラーって言う言葉がある通り人間はミスをします。
そのミスがプログラムの誤動作になってたのでは意味がありません。
如何にヒューマンエラーを起こさないようにするか?
例えばボタンにしても処理している時や必要のないボタンは無効化してやるなどの配慮が必要です。
機械相手でも機械が壊れたらどうする?やら通信等行っていた場合正常な応答が返ってこなければどうする?て言うのは常に念頭に置いておかなくてはなりませんし、エラー情報を知らせてしかるべき処置をしてもらう必要もあります。
さらにリカバリーも考える必要があります。
内部処理的に致命的なエラーが発生した場合は処理を止める必要があるかもしれませんし、通信の場合はリトライで復帰する可能性もあります。
WindowsというOSそのもののエラーもあるかもしれませんね。
まぁ、OSが死んだ時はどうしようもないのですけどね(笑
結果としてエラー処理を全く考慮しないプログラムに対して上記のようなエラー処理を含めるとコーディング量が倍近くになる場合があります。
それでも安定したアプリケーションを作る上では重要なことですから削るわけにはいきません。
実はプログラムと言うのは人の目につかない部分でも色々なことをやってるのです。